【応募文作成③】最重要!依頼者のニーズを掴んで、一歩先の提案をするためのコツを解説【図解】

こんにちは~!
みずの(@mizuno_design)です!

案件に応募してるんだけど、採用率がイマイチなんだよね…

基本的な応募文の書き方をマスターしたんだけど、まだ採用されないことが多いな…と悩んでいませんか?

  • 平凡な応募文になってしまう
  • 他の応募者と差別化ができていない

実は、①仕事依頼文に隠されたニーズを意識して、②提案に付加価値をもたせることで「選ばれる」提案文を作ることができます!

なぜなら、依頼者が求める根本的な課題を解決することができるからです。

私は、フリーランスのデザイナーとして100件以上の案件に応募し、実際に案件を受注してきました。

依頼者のニーズに応えることで、高い評価も頂いています。

ニーズ?付加価値?なんだか難しそう…!

たしかに抽象度が高い内容だよね…。
でも大丈夫!分かりやすいように具体例を見ながら理解していこう!

この記事では、他の応募者より一歩秀でた応募文の書き方3つの具体例を用いて解説しています。

この記事を読むとできるようになること

・平凡な応募文ではなく「選ばれる」応募文が書けるようになる

・依頼者の本当のニーズに気付けるようになる

・顧客満足度が上がり、リピートしてもらえるようになる

目次(好きなところから読めます)

応募文の書き方(概観)

誰でも絶対に魅力的な応募文を書けるようになるため、以下の4ステップに分けて説明しています!

STEP
大前提!応募するときの心構え

基本となるマインドについて説明!
2回前の記事で詳しく解説しています。

STEP
応募文の型を知ろう!

基本となる型を学ぶことは大切です!
前回の記事実例を交えて説明しています。

STEP
最重要!一歩先の提案をするコツ

採用される人はみんな意識しています!
今回の記事で、他の人より一歩優れた提案をする方法を徹底解説!

STEP
質とスピードを両立させる方法

応募文のクオリティが上がったら、スピードも意識してみましょう!
フリーランスや兼業、副業の方は特に時間管理スキルも重要です!

この記事では 03: 最重要!一歩先の提案をするコツを解説しています。

01: 応募するときの心構え02:応募文の型を知ろう!を読んでいない方は、まずこれらの記事から読んでください^^

一歩先の提案をするコツ

それでは、一歩先の提案をするコツを解説していきますね!

採用される人は、ただ単に仕事の内容に対する返事をしている訳ではありません!

採用される応募文を書くためのステップは次の3つです!

順番に説明していきますね!

依頼者の「本当のニーズ」とは?

依頼者の本当のニーズとは、案件を通して依頼者が達成したいこと、です。

うーん、まだちょっと難しいな…。

そうだよね。具体例を見ながら理解しよう!

例えば、あるサプリを販売している会社から、人目を引くサムネイルを作って欲しいという案件があったとします。

この会社は今までとはターゲット層が違う新商品を作ったので、それの宣伝用にYouTube動画を作ろうとしているそうです。

この依頼者は何のためにサムネイルを作りたいのでしょうか?

人目を引くサムネイルを作ってほしいんだから…
動画を再生してもらって新商品を買って欲しいのかな?

そうだね!動画を再生してもらえるようなサムネイルを作らなきゃね!

ここから更に深掘りしてみよう!
どんな人に、どんな目的で動画を再生して欲しいと思う?

健康が気になる新しいお客さんに、
自分たちが作ってるサプリの良さを知ってもらう目的…かな?

うんうん!新商品のターゲット層が今までとは違うから
新規顧客の開拓が目的と考えられるね!

そうしたら、今まで動画を見たことがなかった人にクリックされるようなサムネイルを作ろう!ってなるね!

そうだね!
こうやって、依頼者が本当に求めているゴールをイメージすることが大切なんだ。

お仕事の受注率を上げるためには、依頼者が本当に達成したいことを満たす必要があります。

しかし、依頼者の本当ニーズは、募集文の中に書かれていないことが多い(潜在ニーズ)です。

募集文に書かれていないの⁉︎なんで?

依頼者が自分のニーズを言語化できていなかったり
自分でも本当の目的に気付いていなかったりするからだよ!

こちら側から依頼者の本当のニーズを見出すことで、他の応募者より一歩進んだ提案をすることができます。

本当のニーズを見つけるために

でもどうやって本当のニーズをみつけたらいいの?

依頼者の真のニーズを知るためにやることは、次の3つです!

  • 仕事の内容を読み込む
  • 依頼者の他の依頼やSNSを調査する
  • 分からないところは直接質問する

順に説明するね!

仕事の内容を読み込む

まずは依頼者が書いてくれている「仕事の内容」を読み込みます!

1回目の記事でも、仕事の内容を読み込むことが大事って言ってたね!

よく覚えているね!相手の要望を聞くことはすべての基本だよ!

「仕事の内容」の中に案件の目的を書いてくれている依頼者もいるので、見逃さないようにしましょう!

目的が書いてあっても、

  • その目的を更に深掘りするとどうなるのか?
  • 目的の達成手段として、この仕事だけで十分なのか?

といったことを自分の頭で考えてみることは大事です。

依頼者の他の依頼やSNSを調査する

仕事の内容はばっちり読み込んだよ!

そうしたら次は、周辺情報の調査をしてみよう!

仕事の内容で読み取れないことは、周辺の情報から探りましょう!

具体的には、依頼者のプロフィール依頼者がしている他の案件依頼者のSNSを調べてみると、依頼者の真の目的が見えてくることがあります。

ここまでしている応募者は少ないから、差をつけるチャンス!

①依頼者のプロフィールを確認する
②依頼者の別の案件を調べる
③依頼者のSNSを探してみる

①依頼者のプロフィールを確認する

クラウドワークスやランサーズなどのサイトでは、依頼者の名前部分をタップすることで、依頼者のプロフィールを見ることができます!

プロフィール欄を見ることで、依頼者がどのような仕事を求めているか読み取れることがあるので、一度は目を通しましょう!

※依頼者のプロフィール文を見て、あまりにも雑に書かれている場合や、今までの評価が低い場合は、その案件は避けましょう!
取引の途中でトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。

②依頼者の別の案件を調べる

プロフィールのページから、依頼者が他にどのような案件を募集しているか見ることができます!

他の案件を見てどうするの?

自分が応募しようとしている案件が、
依頼者にとってどのような立ち位置か把握するのに役立つよ!

例えば、ブログのヘッダー作成案件を募集している依頼者が、商品が売れるコピーライティングの案件も募集しているとします。

この場合、この依頼者のゴールは商品を売ることだということがわかりますね!

その場合は、商品が売れやすいようなヘッダーを考えていけばいいんだね!

一方、同じブログのヘッダー作成案件でも、依頼者が教育系のコンテンツ作成を募集している場合はどうでしょうか?

この場合は、派手で目立つヘッダーよりは、コンテンツの信頼感を上げられるようなヘッダーを提案した方が良さそうですね!

たしかに背景情報が増えると考えやすくなるね!

③依頼者のSNSを探してみる

SNSの調査も効果的です!

TwitterInstagramFacebookなどで、依頼者の名前を検索してみると、意外な情報にアクセスできるかもしれません!

数分のチェックでお宝情報にたどり着けるかも!

そもそもSNSで繋がれたとしたら…

SNSを利用することで、相手にとっても自分にとっても良い提案ができれば強いですね!

ここでは詳細まで書きませんが、どうしてもSNSの効果的な使い方が分からない…という方TwitterのDMお問い合わせページからご連絡ください!

分からないところは直接質問する

いろいろ調べてみたけど、この依頼者の真の目的がわからない…

実際のところ、目的が曖昧な依頼者も存在します。

そういうときは積極的に質問しましょう!

質問をするときはこんな感じでしています。

何となく予想がつく場合の例

新規の視聴者を集める目的でサムネイルを作るということでよろしいでしょうか?

全く見当が付かない場合の例

作成するサムネイルの雰囲気を決めるため、本案件の目的を伺ってもよろしいでしょうか?

もしできるなら上のような聞き方をしましょう!

上の方が、自分で調べて考えて質問してきてくれた印象があるね^^

もちろんどうしても分からないときは、下の聞き方でもいいから質問しよう!

付加価値を与えるために

依頼者の真のニーズを見つけることができたら、それを満たすための付加価値を提供しましょう!

また難しいお話だ…!

具体例を見ながら説明していくから大丈夫!ゆっくり理解していこう!

具体例① Twitterヘッダーの作成案件の場合

個人でTwitterを運用している方からTwitterヘッダー作成案件に応募するとしましょう!

この方はフォロワー数を増やすためにTwitterのヘッダーを作りたい、とします。

この場合、どのような付加価値を与えられるかな?

Twitterでフォロワー数を増やすための要素を分解して考えてみましょう!

この中で、自分にできることは何でしょうか?

  • プロフィール文を添削すること
  • 固定ツイート用の使い方提案(画像の利用など)

このあたりはできそうですね!

その場合、応募文の最後に以下のような提案(自分ならではの付加価値)を加えることができます!

【ご提案例①】
Twitterのフォロワー数を増やすためには、プロフィール文を魅力的にすることも必要です。
私は今まで、12名の方のプロフィール文添削を行った実績があり、フォロワー数増加に貢献してきました。
もし私を採用して頂いた場合、〇〇様が必要であれば、Twitterヘッダー作成に加えてプロフィール文添削を無料で行うことが可能です。

実績が無い場合は、先に軽くやってしまうのも手です!

【ご提案例②】
Twitterのフォロワー数を増やすためには、プロフィール文を魅力的にすることも必要です。
〇〇様のプロフィール文を拝見しましたところ、△△の要素を追加することで、フォロワー数の増加を見込めると思いました。
もし私を採用して頂いた場合、上記のようなプロフィール文添削も無料で行う事が可能です。

固定ツイート用の画像作成で提案する場合も同様です!

【ご提案例③】
Twitterのフォロワー数を増やすためには、固定ツイートで親しみやすい自己紹介をすることも重要です。
私は今まで、添付した画像のような自己紹介画像を作成してきました。
もし私を採用して頂いた場合、〇〇様が必要であれば、Twitterヘッダー作成に加えて固定ツイート用の自己紹介画像を無料でお作り致します。

たしかに、プラスアルファの提案は嬉しいね!

特に、プロフィール文の添削実績があったり、固定ツイート用の画像作成経験があったりすると、より信頼性が増します!

応募する際は、少なくとも自分のプロフィール文や固定ツイートを整えてからにしましょう!

具体例② 動画編集の場合

動画編集の案件の場合はどのような付加価値を提案ができるでしょうか?

視聴者に動画を再生してもらうためのこと
動画のブランド化に必要なことができるかも!

僕だったら、相手のチャンネルを見て、以下のどれかを提案すると思います。

  • サムネイル制作の提案
  • リッチな自己紹介テロップ作成の提案
  • オープニング / エンディング動画作成の提案

サムネイルに力を入れてない場合は、動画再生数に与えるサムネイルの重要性を説明しつつサムネイル制作を行う提案をします。

「リッチな自己紹介テロップ」とは、テレビで俳優さんを紹介するときのようなかっこいいテロップのことです。
毎回同じ人が登場する動画の場合、その人の紹介テロップを作れば何回も使えるのでとても喜ばれます!

リッチなテロップがあると、
しっかりした動画って思ってもらえる可能性が上がるね!

オープニングやエンディング動画が無い場合は、作成してあげることで動画のブランディングに貢献できますね。

ただし、とても工数がかかる作業なので、
自分の費やせる時間と相談してから提案しましょう!


他にもWeb制作やWebライターの場合など、自分がメインにしている仕事の場合は何ができるか、一度考えてみると良いですね!

付加価値を与えるために日頃からしておくこと

付加価値のイメージはついたけど、自分になにかできるかな?

スムーズに提案できるように
普段意識しておくことを伝えるね!

付加価値をつけるためにすることは、たった1つです!

仕事の工程を考えて、自分が受注する案件の前後工程のスキルも身につける

自分が受注しようとしている仕事のスキルだけではなく、その前後工程スキルも想像してみましょう!

この力をつけることで、採用率は格段にアップします!

将来的に仕事の単価を上げることにも繋がるよ!

まとめ

この記事では、依頼者の真のニーズを解決できる応募者になるための方法を解説しました!

抽象度が高く、内容も難しかったと思いますが、ここを抑えられたら採用率も顧客満足度も大幅に上がります!

この記事を読んで分からないことがあったら、ぜひTwitterのDMお問い合わせページからご質問ください!

丁寧にお答えするとともに、記事修正のヒントにさせていただきます。

今回紹介した方法を使って、他の人とは一味違う素敵な応募文を書いてみてください!

これからも一緒に頑張りましょう!!

次にオススメの記事

案件を獲得できた方は、こちらの記事案件獲得後にするべきことを学んでおくとスムーズに取引できますよ^^

応募文を書くための心構え基本的な応募文の型をもう一度復習したい方は
01: 応募するときの心構え02: 応募文の型を知ろう!の記事を参考にしてください!

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